雨咲書簡

宛名なしの公開雑記

プラハに来たら性交機械博物館に行こう!


こんにちは!先日無事大学を卒業しました!改めてありがとうございました。すべての応援と支援に感謝します。総括は特にありません。今はただ労働が始まることが億劫で気分が優れません。気分が優れないので優れそうなことを書きます。







年が明けてから、ろくに学校に通ってないくせに卒業旅行と称して2回海外に行きました。一緒に行ったみんなありがとう。



なんとなくヨーロッパに行ってみたいなとはずっと思ってたけど、本格的に行こうと思ったきっかけは、去年の8月だか9月位に見たフィンランドでオーロラを見る夢だった。


目が覚めて夢だったからがっかりしたけど、本当に行けたらいいなと思い始めて、調べてたらオーロラ見るより普通にいろんなところを観光したくなって、友達誘って倉庫で深夜労働して貯まったお金(と親からの借金etc)で行った。



行ったのはロンドン・パリ(1回目)とイスタンブールプラハ・ウィーン・ブダペスト(2回目)。それと飛行機の乗り継ぎの間にクアラルンプール(両方)とドーハ(2回目)を観光した。マレーシア航空には大変お世話になりました。ミュージカル調の機内安全ビデオ夢に出てきそう。



それぞれ滞在した期間は短かったけど、どこも楽しくて綺麗だった。たくさん食べてたくさん歩いた。モスクにも行ったし大聖堂にも行った。城にも行ったし美術館にも行ったし、塔にも丘にもたくさん登った。ただその中で最も異色を放つ存在として、自分の中に大きなインパクトを与えた施設がある。それがそう、性交機械博物館である。


場所はプラハ、ちょうどWBCでも話題になっていたチェコの首都である。その中心地も中心地にそれは鎮座している。




sexmachinesmuseum.com



性交機械博物館(Sex Machines Museum)



改めて文字だけで見てみると壮観である。そこには一点の曇りもなく、ただその場所が、性交に関する機械が展示されていることを悠然と表しており、単語それぞれの内に秘めた膨大なエネルギーが我々の根源的な『性』に訴えかけてくるようである(?)。




この施設の存在を知ったのは、旅行が決まり、どんな観光地があるのかGoogleマッププラハを眺めていた時のことだ。








お分かりいただけただろうか。






驚異の評価数9000件越え





!?w








名だたる観光名所に並んでなぜかわかりやすく表示されているところに、Googleマップのお茶目なところが見え隠れしてる気がします。





あまりにもド直球な施設の名前に仰々しい器具が並ぶ写真の数々、行かない理由が無い。






そうして夢と希望と好奇心を胸にプラハに到着。




ただいきなりミュージアムに行くには刺激が強すぎる。そのためまずは肩慣らしも兼ねてミュージアムから徒歩3分の所にある拷問博物館へと向かった。












この街の闇は意外と深いのかもしれません。








受付では眼鏡をかけた不気味な老婆がチケット売ってくれました。




建物の中は基本暗めで、通路に沿っていろんな拷問器具が展示されてた。



ァーーーーー言うてそうなアイアンメイデン



ツボ刺激されそう




痛そうな絵



丸い穴の部分が赤いですねなぜか







気分も高まってきたところでいよいよ性交機械博物館に。



スタッフのおっさんの顔草

建物に入るといきなりド派手な赤い入口がお出迎え。
ゲートに入って左の階段を上がるのが順路。




階段を上るといきなりこれ。あんなところやこんなところにつけるアクセサリー。痛そう。





アンチマスターベーションシステムの説明文。検索するといろんなアンチマスターベーションシステムが出てくるので調べてみるのがオススメ。世の男性がマスターベーションを自由に行える社会であることを思わず感謝してしまうようなえげつない器具が展示されているコーナー。アンチマスターベーションシステム、あまりにも声に出して読みたい。司令室から司令が出てアンチマスターベーションシステムを起動してほしい。



「アンチマスターベーションシステム、起動。」「アンチマスターベーションシステム起動します!」グオーン(アンチマスターベーションシステム起動中…)「あ、あれはアンチマスターベーションシステム!?完成していたのか…」、、、、、













あはは











どうやって使うの?これ




下のペダルを踏んだら出たり入ったりするやつ。でかすぎ。



この美術館挿絵がいちいち面白い



右の角みたいなやつ、見切れてるけど蓋のところに写真を入れて見ながらできるらしい。えっちだね。



首だいじょうぶそ?



きれい



あんまきれいじゃない



なんかの栓抜きか?



やっぱアメリカってすげーわ



良い顔



多少小型化してる




MAGIC BOX(意味深)

ブレブレ

掃除機?




遊具ゾーン。楽しそう。





和を楽しみながら楽しめちゃう。お得やね。





医療器具っぽくなってきた



バカの工作



屁が吸収される魔法の袋。貴族も屁には困っていたらしい。



性処理に使われる天狗さん、、、



ファッキンタンク発進!!!!ブーーーーンw



ブオーーーン



夜の屁袋



日本の奇祭が紹介されてた。僕は初めて知りました。



相変わらずでかい



1階の奥の部屋で昔のそういう映画が上映されてた。これを見てたカップルは何を想うのか。



通路の壁にはこういう感じのよくわからん写真がたくさん飾られてた。この写真が一番好き、一番よくわからんかったから。









以上





一通り見た感想としては、昔はバカでかい器具だったのに同じような使用用途のものが小型化していたり、蒸気や電気の登場とともにそれがすぐ取り入れられた何かが開発されていたりと、人類の進歩を性交機械から学ぶことができるとても素敵な場所だったなと思いました(適当)。



あと、最初入る前はカップルだらけなのかなとか思ってたんだけど全然そんなことなくて、友達同士ぽい人たちだったりグループで来てた人たちも沢山いた。




今回取り上げたもの以外にも面白いものがたくさん展示されていたので、少しでも気になった人は友達やパートナーを誘って是非その目で確かめてみてほしい。ゲラゲラ笑えるので。もちろん一人でも。一人用の器具の展示が大半なので(?)。少なくとも日本では学べないようなことを知ることができます多分。



博物館の場所も有名な観光スポットでもある旧市街広場から驚異の徒歩1分で行けるので、天文時計見るついでに大人の健康器具を見てみるのもいいのかもしれない。



哀愁漂う入口


単純にプラハ自体が街の雰囲気がとてもいいところなので、とてもオススメ。料理もビールも美味いし。






今回の旅行、他にも書けそうな話(無数のトルコ人が日本語で話しかけてきて物を売ってきた話とかブダペストの夜景がめちゃくちゃ綺麗だった話とか)いろいろあったんだけどとりあえずこのことが一番書きたかったから満足です。




海外旅行は必ずまた行きたい。カードもユナイテッドのマイル貯まるやつにしたしこれでどっか行きたいしビジネスとかにも乗ってみたい。今回行けなかったオランダベルギーとかイタリアドイツ、後モロッコとかエジプトにも行ってみたい。もちろんオーロラも見てみたい。宇宙よりも遠い場所見て以来の夢かもこれは。南極は寒そうだからあれだけど。








それじゃあ、サリュー♪